みちびき(準天頂衛星システム)の海外展開を内閣府は推進しています。その一環として、タイ政府の視察団がアクティオを訪問。空中写真測量用GNSSマーカーを用いたUAV写真測量のセミナーを受けられました。
協力会社及び製品:エアロセンス株式会社 / AEROBOマーカー(エアロボマーカー)
現在、“みちびき”(準天頂衛星システム)の運用は内閣府が行っています。内閣府はみちびきの海外展開に関しても積極的です。その施策のひとつとして設立されたのが、日タイG空間推進協議会。この協議会は、GISTDA(タイ地理空間情報宇宙技術開発機構)のSKP(Space Krenovation Park)に開設されたGNSSイノベーションセンターを拠点として、みちびきなどを用いた日タイ企業によるGNSS測位サービスの開発実証及びビジネス化を推進。これにより、同国のG空間活用社会の発展に資するとともに、高精度位置情報を活用する測量機材、建設機材、農業機材の普及や、位置情報サービス、地図情報サービスなど、タイにおける会員企業の活動を支援することを目的としています。2018年8月31日現在、会員企業は15社となっており、その一社としてアクティオが名を連ねています。
これまでに日タイG空間推進協議会はi-Constructionセミナーやタイ科学技術博覧会の企画監修などを行ってきましたが、より踏み込んだ活動として、タイ政府の視察団を日本に招聘。一行は2019年6月10日、アクティオを訪れ、空中写真測量用GNSSマーカーを用いたUAV写真測量に関するセミナーを受けられました。当日は屋外でデモンストレーションを行う予定でしたが、激しい雨に見舞われたため、座学のみに急遽変更。しかし、タイ政府視察団の眼差しは真剣そのもので、セミナー後には活発な意見交換が行われました。さらに次回は、アクティオがタイでデモンストレーションを行いたいと提案。タイにおける電子基準点網の本格整備、地理空間情報を活用した高度情報社会の発展に向け、アクティオのチャレンジはこれからも続きます。
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