「森林・林業・環境機械展示実演会」は、一般社団法人 林業機械化協会が全国育樹祭記念行事として行うもので、今年は沖縄県と共催し、那覇市奥武山公園で開催されました。林業機械化協会会員のさまざまなメーカーが出展し、実演を通して森林・林業・環境機械の安全使用と普及の促進を図ることを目的としています。
アクティオでは、山林業務の作業日報、生産・収益管理等をスマートフォン端末で入力管理ができる「Forest Mobile(山林業務管理システム)」などを展示しました。人材不足を解消するため、ICT化を進める林業業界。アクティオが手がける「レンサルティング」の優位性をアピールしました。
山林業務の作業日報、生産・収益管理等を、ICTの導入によって業務負担を大幅に軽減。普段使い慣れたスマートフォン端末を使用して、施業現場で日報や生産高の入力を行ない、現場の進捗状況や出来高、経費の管理情報をリアルタイムに収集・集計。経営指標にも反映することが可能です。「Forest Mobile(山林業務管理システム)」の導入により、施業現場社員と管理者全員が情報共有でき、集計作業の省力化、生産性の向上、業務の見える化と、いつでもどこにいても現場状況の確認が可能です。
今回、注目を集めたのが、バッテリー式で植穴掘り作業ができる、軽量型の「コンテナ苗植栽用パワーアシストドリル・植穴名人」です。
植栽には、植え込む箇所に植栽用の穴を開ける必要があります。従来では、専用の穴掘り機をスコップの様にして使いながら穴を開けていました。しかし、現場によっては土が硬く、この方法では穴を開けることが難しい場合がありました。また、斜面の場合は安定して力を入れることができず、転倒にも繋がる危険もありました。機械式のタイプもありますが、エンジン式のため、重量が重く、作業効率性に課題がありました。
そこでアクティオでは、バッテリー式で重量4キロと非常に軽い植穴掘り機を開発。それが「コンテナ苗植栽用パワーアシストドリル・植穴名人」です。新開発の専用オーガードリル(特許出願中)は、現場を選ばず、穴を掘りやすく、また抜きやすい形状となっています。コンテナ苗の大きさに合わせ、直径50mm、60mmの太さが選択可能です。「植穴名人」は、現在、熊本県森林組合連合会で販売を行っています。
森林・林業・環境機械展示実演会の運営は、アクティオでイベント分野を担当しているプラザ事業部が業務を請け負いました。会場のレイアウト、テントや机などの備品手配・設営、警備など展示会全体の運営全体に、裏方として携わりました。
例年、秋から冬にかけて開かれるこのイベント、来年は「2020森林・林業・環境機械実演会」として、10月4日(日)、5日(月)の二日間、北海道苫小牧市で開催されます。
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