従来の出来形管理は決められた断面ごとに検測を行い、手入力で書類作成を行い、書類による検査を行っていました。i-ConstructionではUAVなどによる三次元計測結果と、設計データとを比較した三次元データ納品にかわります。
1から3のいずれかの手法で3次元測量を行い、出来形管理データを作成します。4は品質管理として締め固め管理技術も適用します。
3次元計測データ
また締め固め管理技術も品質管理として適用します。締固め回数管理システムは、転圧回数・走行軌跡をガイダンスします。品質計測を削減し、そのままPCから帳票書類の出力が可能です。
検査においては書面検査と実地検査があります。
書面審査
書面検査は事務所にPCを持ち込み検査員チェックを受けます。電子納品物から出来形管理データを表示させ、自らが指定した任意箇所の3次元設データの設計面の位置、標高、受注者が計測(UAVまたはLS)した出来形管理値の計測結果をメモします。
実施検査
検査職員は、施工データが搭載された出来形管理用TSやGNSSローバーを用いて、現地で自らが指定した箇所の出来形計測を行い、3次元設計データの設計面と実測値との標高差が規格値内であるか検査します。
設計値
1GNSSローバーに3次元設計データを取り込む
設計値
2GNSSローバーに3次元設計データを取り込む ※1点あたり、1~2分で計測可能
31、2の比較により、設計面と実測地との標高差がローバーに表示され、 規格値内に収まっているか確認する
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